【President】「5人に3人が無職」のイタリアが日本より豊かに見えるワケ
GDP:Gross Domestic Product(国内総生産)とは
社会の豊かさをもっとも的確に示す指標と言われています
2018年の世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキングを見ると
1位 ルクセンブルク 115,536.21$
2位 スイス 83,161.90 $
3位 マカオ 81,728.23 $
と続きますが、1-5位を見ると3位のマカオを除く
他国は全てヨーロッパ諸国ということがわかります
また、日本は26位にランクインしており39,303.96$となっています
上記の記事は、日本とイタリアに関する働き方に関して書かれていますが
イタリアのGDPは、27位で34,320.75$と日本とほとんど変わりありません
もちろんイタリアにも失業や貧困など様々な問題があり、欧州の中では問題児とされていますが、それでも日本より事態が深刻であるとは思えません。実際、イタリアの相対的貧困率は13.7%と日本よりも低い状況です。
イタリアの状況がそれほど悪くないのは、企業の生産性が高く、社会全体として効率よく稼ぎ出す仕組みが出来上がっているからです。
記事によると、イタリアでは5人に2人以下しか働いておらず、わずかな労働者の数で、日本に近い富を稼ぎ出している
すなわち、仕事をしている人の生産性は極めて高いということがわかります
一昔前の日本では長時間労働が当たり前でそれが美徳とされていました
何をしているかではなく、どのくらい会社にいるかで
会社や仕事への貢献度が評価される
就業後に会社に残り、残業をすればするほど他者から評価される
上司がまだ残っているのに帰宅するなんてありえない…
ワークライフバランスという言葉からは程遠いような環境だったのだと思います
平成生まれの私からすると
どのくらい働いたかよりも、どのくらい成果を出せたかの方が大切に感じます
たとえ3時間しかオフィスにいなかったとしても
8時間オフィスにいた人と同じ成果が上げられるなら
それは、前者の方が労働者として優秀と言えるのではないでしょうか
1日8時間労働がベースとなるため
生きていく上で仕事をしている時間が主になるのは事実
ただ、アフターワークをどう過ごすか
家族や友人との時間を過ごすことが
明日より一層頑張る糧に繋がるのではないのでしょうか
何事もだらだらとするのではなく
メリハリをつけ生産性をあげた生活を心がけていきたいですね
an-style.hateblo.jp
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