blog of the women, by the women, for the women

”女性として人生を大いに楽しむ!”ことを目標に日々を過ごす27歳の女性によるブログ.生活が今よりもちょっと豊かになるようなtipsを提供していきたいです

外を眺める余裕がないくらい生き急いでたと気づいた

はじめての入院生活がはじまり早数日
自分の不甲斐なさに情けなくなったり、泣いたりしたここ数日
ただ、人間の回復力って思ったよりすごくて
昨日よりも今日、今日よりも明日一歩ずつではあるけれど
確実に前に進んでいる実感が、今はとても嬉しい


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昨日は全然できなかったことが、
目を覚めて今日は少しできるようになっている
数時間経過したらもっとできるようになっていて
明日はもっとスムーズにできるようになる

思うように身体を動かせなくて
何かするにも誰かに手伝ってもらわないとできない
こんな小さなことすら一人ではできなくて
人に頼らなければならない自分がとても情けなく感じた

自分は人一倍他人に頼ることが苦手で
だから人にも甘えられないんだって気がついた
辛い時、辛いって言ったり、悲しい時悲しいと言えない
幼いころから親がそのことをすごく心配していた
喜怒哀楽がないってよく周りからは言われていたみたいで
本当は辛いのにそれを表に出せない
さいころは、辛い時は辛いっていうんだよって何度も繰り返し言われた

車いすからベッドに移ろうとした数日前
思うように身体が動かなくってそのまま病室の窓から外を眺めた
ただぼーっと空を見たのは何年ぶりだっただろう?
曇ってこんな風に動くんだって
自然って豊かなんだなあって
当たり前のことに見向きもせずに生き急いだここ数年
そんなことに気を留めることもなかった

窓からの景色を眺める余裕すらなくて
高層階に位置する自宅のベランダからは素晴らしい眺めが拡がっているけれど
ここ数年はそんなことに気を留めることも、
何かを感じることも全くなかった


みんながお金を払ってみる景色も
自分にとってはどこか当たり前で
それは毎日の繰り返しの一部で
必死に繰り返す毎日の中で、景色や自然を感じる余裕は全くなかった


今回気がついたことは
自分は少し、生き急ぎすぎていたこと
もっと自分の身体を大事にすること
もっと深呼吸をして、酸素を吸うこと
そして何より、いろんな意味で少し余裕と余白を持った生活をすること


そんなことを心がけながら
生きていこうと決めたわたしでした。

そしてもっと自分のことも、周りの人のことも
今よりもっと、もっと大切にしていきたいと感じました


an-style.hateblo.jp

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