【北欧】オンとオフの切り替えをはっきりさせる大切さ【フィンランド】
まだまだ日本では、定時退社や有休消化に対して
後ろめたさを感じている人も少なくないと思います
1日の労働時間は決められていて
就業後に労働する場合は”残業”として残業代が支払われ
その残業時間も管理されるはず…
ただそれが当たり前でない環境で働く方も多く
サービス残業が当たり前で
”次の日の自分のための時間だよね?”
”自分の仕事を振り返るための時間”
と思い、就業前後のサービス労働を何となくしている人も多いのではないでしょうか
休むことも仕事を頑張るための一つ
約5年ほど前にフィンランドに留学していた際に感じた
ワークライフバランスの重要性を下記記事を読んで思い出したので
少しみなさんとシェアしたいと思います
長期休暇が取れるのも学生のうち!
とくに大学生なんかは、学期の間に1カ月以上もの休みがあって
大人からは”そんな長い休みがあるのも学生のうち”なんて言われたり
はたまた、”学生は休んでばっかりでいいな”と羨ましがられたり
しかし、北欧 フィンランドでは1年は11カ月という意識があるそうで
1カ月以上の夏休みを取ることもめずらしくない
フィンランド人は、普段から残業を極力避け、オンとオフの切り替えをはっきりしているが、その文化は有給や夏休みの取得にも見られる。「休むことは生産性のためにも必要」という認識を皆が持ち、有給を使い切ることは社員の権利だと断言する。きっちり休んで心身共にリフレッシュするからこそ、その後に集中して働ける。頑張って働いてから休む、というよりむしろ、休むから後で頑張れるといった感覚なのかもしれない。
私が留学中にフィンランドで受けていた講義中に
とある女性の教授が次のように言いました
”今日は私が娘を幼稚園に迎えに行く日だから授業早めに終わっていいかしら?”
現地の学生を含むすべての学生が何の迷いもなく
”もちろんいいです”と答えた
当時、そのクラスには日本人は私だけでしたが
私はとても衝撃的でした!
授業って前もって決まっているのに私的な予定変更ってありなんだ
日本では学会参加等での授業変更は度々ありますが
ほとんど私的な予定変更はありません
そしてもう一つ驚いたのが
今日は私が娘を迎えに行く日ということ
どうやら家事や育児はご主人と分担されているようで
ほとんどを半分にしているとのこと
娘さんのお迎えやお料理やお掃除も半分
もちろんご主人もフルタイムワーカ
現在は日本でも共働きのお家が増えていますが
半分ずつ分担していると言い切れるご家庭はそう多くないのではないでしょうか
その先生は”家族がいるから、私はここで頑張れる”と
お話されていたのがとても印象に残っています
オフの時間の充実がオンの時間の頑張りに繋がるということ
ずっと頑張り続けたいときもありますが
休むことも大切だということを忘れないでいたいですね
an-style.hateblo.jp
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